ウッドデッキは、木製だけでなく 樹脂製のものもあります。
以前は、樹脂製ウッドデッキは、裸足で歩くには、表面が暑すぎて、
不評でしたが、プラスチックに木粉を混ぜ、足触りも良くなった商品も出ています。
マンションのウッドデッキは、ホームセンターで購入した 安い木材のもの。
多分、SPF材(スプルース・パイン・ファーの総称 外部には弱いと言われている樹種)ですが、
もう、18年も使っています。
バルコニーなので、時々、床のお掃除をしています。
![](https://www.nemidesign.net/wp/wp-content/uploads/2017/11/IMG_1391.jpg)
樹脂製のウッドデッキは、塗り替え不要と お手入れが楽な印象がありますが、
外部に設置したウッドデッキなら、ホコリが付きます。
ホコリを貯めると、ホコリがこびりついて、カビの原因になります。
こまめなお手入れは、樹脂製デッキでも必要かと思います。
我が家のウッドデッキが 安い樹種ながら 18年間も いい状態を保っているのは、
お掃除と もう一つ、自然塗料のおかげです。
間違っても 木材に ペンキを塗らないでください!!
ペンキは、表面に膜を作り 防水効果がありますが、膜が割れた部分から
木材の中に水分が入り、内部で、腐れを起こす原因になります。
オイルステン系のものなら良いのですが 自然塗料は、異臭もなく、
素人にも塗りやすいです。しかも、塗り重ねているうちに、木に馴染んで、
ウッドデッキが丈夫になってきました。
最初の内は、1年おきに塗っていましたが、最近は、3年ぐらい塗ってません。
だんだん、塗り替えのスパンが長くなます。
自然塗料の中でも 私のおすすめは、リボスです。発色が好き!
この色は、以前勤めていたエコ建材ショップで、賞味期限が切れたので
譲り受けた赤茶色です。
(リボス 外部用途料タヤ の ブラジル。 その後は ちゃんと購入・・・)
北欧の家の外壁は板張りが多いのですが、紫外線に一番強い色として、
赤茶色が一番人気です。
(寒い地域は、板張りが 寒さに強い材料として重宝されています。日本でよく使われる
樹脂のサイディングより 寒さに強いとのこと)
![](https://www.nemidesign.net/wp/wp-content/uploads/2017/11/IMG_1392.jpg)
ちょっと 自分では選ばない色かな・・・と思ったのですが、
植物の緑色に映え、今ではとっても気に入っています。
リボス以外にも、オスモやプラネットカラーも自然塗料としてお勧めです。
木製のウッドデッキは、塗装が 面倒かもしれませんが、お掃除の方が面倒です。
でも、ウッドデッキのある暮らしを楽しむと 第2のリビングのように過ごせ、
家の一部として、手放せません。
ちょっと 覚悟が要るけど、木製のウッドデッキは、足触りもよく快適です。
塗り替えの手間を含めても ウッドデッキを設置するなら
木製のウッドデッキ プラス 自然塗料をおすすめします。