古民家再生 塗料編

DIYで 古いものを蘇らせるのも楽しい作業です。

 昭和元年に建てられ築92年の古民家の外壁を塗り直してみました。
一度も手入れなしの焼き板部分です。 雨の当たる下の方は、板がささくれていました。
日本の伝統的な柿渋やベンガラは、塗料として扱いが難しい。最近の外部用水性塗料も臭いがキツかったり、古い木に馴染まなかったりします。
おすすめは、ドイツ製自然塗料リボスです。
色も豊富なので 古民家にあう黒色を選択しました。

 

リボスは、子供が舐めても安全な自然の原料で出来ています。ということは、素人が安心して使える塗料です。表面に膜をつくるというより、木肌に潤いを与え、馴染みがいい美容オイルのような塗料です。また、途中でやめて一週間後に続きの作業をしても、ムラにならない利点もあります。(ペンキだと色むらになりやすい)
漆喰の壁は、一度、 ペンキ塗りをして所々ハゲてきて、素人の手に負えない状態になっていたので、左官職人さんに漆喰を塗り直してもらいました。、既存の漆喰をヘラで落としてからでないと上塗り出来ないので、プロに頼むのが賢明です。どうして ペンキ塗っちゃったんだろう? 漆喰にペンキは、後で困ったことになります。
外壁板も、ペンキだけは、塗らないでくださいね!後々 ボロボロ剥がれてきたり、塗膜が木の呼吸を妨げ、腐れの原因になったりしますよ!
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