2017神戸アートマルシェ アートのある暮らし

今、工房を兼ねたギャラリーの改装のお仕事を依頼されており、

参考にさせていただこう!と

神戸アートマルシェ特別セミナー

ギャラリスト&キュレーターに学ぶ”アートスタイリング術を
受講してきました。
場所は、神戸メリケンパークオリエンタルホテル
神戸アートマルシェとは、

港都KOBE芸術祭が、9月16日から10月15日まで

開催されています。
その期間中、神戸でいろいろなイベントがあり、
9月29日から10月1日まで、
神戸メリケンパークオリエンタルホテルの13階客室に
日本全国から集まったいろいろなアートギャラリーが
1室ごとに作品を展示し、気軽に見て回れるイベントです。
セミナーは、
絵画の飾る上での照明術や室内装飾の話かな・・・と思っていたのですが、
もっと アート(美術品)に対峙する「心得」とでも言うべく深いお話でした。
お話いただいたのは、
村上隆や会田誠など 今をときめく現代美術作家をキュレーションし、輩出してきた
レントゲンヴェルケの代表 池内 務氏
美術品は、作家の哲学があり、 その哲学を作品の中に感じ
作品に対するリスペクト が 必要 とのこと
(要約し過ぎですね・・。陳腐すぎる表現ですみません)
おしゃれだから「絵」を飾る のではなく、美術品を心得よ ってことかな。
自分の生活を 鼓舞するようなアート(絵)を置いて
自分の生活に喝を入れるのも ありだし、
(現代美術の 過激な作品を見ると そう感じてしまう私・・・)
自分の心に秘める「悲しみ」を 感じる絵をそばに置くことで
作品を通して、自分の感情をそばに置くのもいいし・・
(過去の経験で思い出すのではなく、感情だけを味わうのって 好きです)
まるで、オタク文化?(私には ちょっと アートとしては受け入れられないけど)
と思える「絵」は、その世界観を自分のアイデンティティーの一部として、
共有するのもいいし・・・
なんだか、私自身が 作品(哲学)に巡り会いたくなりました。
こちらは、神戸北野美術館で扱っていた 「経木画家華」さんの作品
ご本人にお話を伺いながら 鑑賞させていただきました。
花の絵から 艶めかしさ を 感じる 素敵な作品です。
そう、感想を述べたら
花の質感の艶めかしさを表現した作品や
女性の若さや老いを表現しながら、それぞれの美しさを称えた作品など、
いろいろ解説して下さりました。
これって すごく贅沢な時間ですよね!
今まで 絵を見るのは美術館でしたが、
アートギャラリーの醍醐味って こうゆうところでしょうか。
将来、値段があがるかなぁ ・・・などと 下世話な下心ではダメですね。
アートを買うって行為自体を 考えてもみなかったけど、
買うとか 探すとかじゃなくて ギャラリーを通じて 作品のストーリーを聞いて
作品を作家と共有する・・・ギャラリーを楽しむ  って 面白い!!
小作品だと私でも手が出る価格で 本気で 購入したいと悩んでます。
途中、お酒も試飲したりして、いい気分!!
メリケンパークは 芝生も整備されとてもきれいになってました。
うわさのスタバもあるし、週末のお出かけに とってもお勧めです!
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